貴志祐介:『硝子のハンマー』

硝子のハンマー
貴志祐介著『硝子のハンマー』を読みました。
彼の作品を読むのは久し振りだったのですが、期待したほどではなかったです。面白くないとは言いませんが、章毎のエピソードがちょっと繋がりに欠けているような印象を受けました。また、殺人の動機がイマイチ弱いですね。殺す必要はなかったのではないかと思いました。
しかし、オペラ座の「カルメル派修道女の対話」の本番中は待ち時間がとても長いので、その時間を埋めるには十分でした(^^)

カテゴリー: 書籍・雑誌 | タグ: , | 貴志祐介:『硝子のハンマー』 はコメントを受け付けていません

ベッリーニ:歌劇「ノルマ」~セラフィン1954年盤

「ノルマ」~セラフィン1954年
昨日のリヨン・オペラ座は、プーランクの歌劇「カルメル派修道女の対話」の2回目の公演でしたが、今日は朝から次回公演であるベッリーニの歌劇「ノルマ」の音楽稽古がありました。11月の「ノルマ」公演は演奏会形式とは言え、初日までもう1ヶ月を切っていますからね(^^;

写真はマリア・カラスがノルマ役を歌っている録音の1つで、トゥリオ・セラフィン指揮ミラノ・スカラ座管による1954年のスタジオ録音。そして僕が一番好きな「ノルマ」です。カラスが歌う「清らかな女神」“Casta Diva” は、僕にとって至極の喜び! 他にも随分聴きましたけどやっぱり彼女が一番です(^^)
カラス以外の配役は、エベ・スティニャーニ(アダルジーザ)、マリオ・フィリッペスキ(ポリオーネ)、二コラ・ロッシ=レメーニ(オロヴェーゾ)、パオロ・カローリ(フラヴィオ)、リナ・カヴァッラーニ(クロティルデ)です。

カテゴリー: 音楽 | タグ: , | ベッリーニ:歌劇「ノルマ」~セラフィン1954年盤 はコメントを受け付けていません

「カルメル派修道女の対話」~初日

「カルメル派修道女の対話」~舞台より
今日のリヨン・オペラ座は、プーランクの歌劇「カルメル派修道女の対話」の初日です。
指揮大野和士、演出クリストフ・オノレ、主な配役は、シルヴィー・ブリュネ=グルッポーゾ(クロワッシー夫人)、エレーヌ・ギルメット(ブランシュ)、ロラン・アルヴァロ(フォルス侯爵)、セバスチャン・ゲーズ(騎士フォルス)、ソフィー・マラン=ドゥゴール(リドワーヌ夫人)、アナイク・モレル(マリー)、サビーヌ・ドゥヴィエイユ(コンスタンス)他。
尚、9月のモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」(演奏会形式)は、アンブロネ音楽祭との共催による招聘公演だったので、本公演が今シーズン最初のオペラ公演となります。

カテゴリー: 仕事 | タグ: | 「カルメル派修道女の対話」~初日 はコメントを受け付けていません

「カルメル派修道女の対話」~ケント・ナガノ盤

「カルメル派修道女の対話」~ケント・ナガノ盤
今回はプーランクの歌劇「カルメル派修道女の対話」の録音について。写真はリヨン・オペラ座の前回1990年公演と同時期に録音されたCDのジャケットです(1992年リリース)。
指揮は当時リヨン・オペラ座の音楽監督だったケント・ナガノで、主な配役は、リタ・ゴール(クロワシー夫人)、カトリーヌ・デュボスク(ブランシュ)、ジョゼ・ヴァン・ダム(フォルス公爵)、ジャン=リュク・ヴィアラ(騎士フォルス)、ラシェル・ヤカール(リドワーヌ夫人)、マルティーヌ・デュピュイ(マリー)、ブリジット・フルニエ(コンスタンス)他、リヨン・オペラ座管&合唱団。音楽的な完成度が非常に高く、今尚、名盤の1つに数えられています。
脇役にヴァン・ダムが入っているのも注目すべき点ですが、とりわけ、リタ・ゴールとラシェル・ヤカールが良いですね。昨年亡くなったゴールは、僕には彼女が若い頃のダリラやシャルロットの印象しかありませんが、この録音の時もう既に63歳だったと考えると凄いです。

ケントという人は、執念深いという言葉がピッタリなほどスコアに忠実で、音楽に対して決して妥協しないという揺るぎない信念を持つ人ですが、それ故に、メトロノームのような機械的な指揮をする彼に対するリヨンの楽員からの評判は決して良くありませんでしたね。しかし、他の劇場では余り取り上げられない作品を上演したり、数多くの初演を手掛ける等、彼のお陰でリヨン・オペラ座が世界的なレベルまで上がったことは事実ですし、この「カルメル派修道女の対話」の録音も1994年にヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク “Victoire de la musique classique” (日本で言う”レコード大賞”のようなもの?)を受賞しているのですよ。
2006年バーデン・バーデンで「ローエングリン」をやった時、共演したベルリン・ドイツ交響楽団の楽員達から聞いた彼に対する評価は非常に高く、ラテン気質のオケとはこうも違うものかと思ったものです(笑)。

リヨン・オペラ座の「カルメル派修道女の対話」のリハーサルはいよいよ終盤、今日がH.P.で明日はG.P.です。

カテゴリー: 音楽 | タグ: , | 「カルメル派修道女の対話」~ケント・ナガノ盤 はコメントを受け付けていません

「カルメル派修道女の対話」~KHP

「カルメル派修道女の対話」~チラシ
今日のリヨン・オペラ座は、プーランクの歌劇「カルメル派修道女の対話」のKHPが行われました。
衣装・メイクを付けての初めての稽古で、少しばかりハプニングもありましたけど(いつもの事ではありますが)、やっと通った!と思いました(^^;
明日はオケ合わせです。

カテゴリー: 仕事 | タグ: | 「カルメル派修道女の対話」~KHP はコメントを受け付けていません