フランスのサイバーショップ「Cdiscount」が使い捨てDVD、「DVD-D」と言う規格の販売をフランス、ベルギー、オランダで今月7日から始めると発表した(ZDNetフランスの記事参照)。
価格は映画1タイトル2,49~3,49ユーロ(約320~450円)と従来の価格の約10分の1を予定している。基本的には従来のDVD-Videoと同じだけど、ディスクの表面が液体で覆われていて、再生約8時間位するとレーザー光が通らなくなりディスクが読み込めなくなる仕組みらしい。
不正コピーの予防などの目的から、すでにディズニーやMGMも同様のシステムを考案中だそうだが、「Cdiscount」側の狙いは「DVDを安価で提供し、観て気に入ったら同タイトルの従来バージョンを買って欲しい」、「未返却ディスクの管理が必要がないのでレンタルに最適」等々らしいのだが、消費者側から見たらやっぱり買うからには何度でも観たいというのが心情、またレンタルショップ側にしたら、返却の必要がないとは言え、その都度同タイトルを入荷しなきゃいけなくなるのは、かえって管理が面倒ではないだろうか。これはもうレンタルではなくて販売のような気がするし…。
実際、フランス大手のレンタルショップ「Video Futur」の責任者ジル・ダルノア氏は「全く考慮に入れていない…映画は云わば夢。それが捨てられてしまっては夢も消えてしまう」と言っている。
全く彼の言う通りだ。安いのは構わないけれど、使い捨てとなると資源の無駄使いや公害も気になるし…。
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