是枝裕和監督の『歩いても 歩いても』(2008年)が、フランスで先月22日から公開されていますが、これは現在開催中のカンヌ国際映画祭に出品されている、同監督の『空気人形』に併せた公開と言えるでしょう。
長男の命日に久し振りに集まった家族の再会を通して、家族ゆえの優しさ、厄介さ、複雑な心情がとてもよく描かれていますね。またそこには、かつて小津安二郎監督が撮り続けた日本によく似た、懐かしい日本を垣間見た気がしました。そういう意味では、どんなに時代が変わっても家族と言う本来のあり方は、昔も今も大差なく普遍のものであり、特に大きな出来事が起こらなくても、ごくありふれた日常生活の積み重ねこそが、家族の歴史そのものなのだという気がします。久し振りに美しい日本映画でした(^^)
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