番外編~犬のトイレ?

以前、妻がオランダで「蝶々夫人」を歌った時に、歩道のあちこちにあった標識の一つ(写真左)を写真に撮って来た事があるのですが、近頃、フランスでも同じ様な標識を目にする事が多くなりました(写真右)。いずれも犬に歩道ではなく車道の側溝(矢印の方向)で用を足す様に施したもので、フランス版では「犬に(車道の側溝でする様に)覚えこませてください」と但し書きもあります。言い付け通り(?)車道で用を足す犬もいれば、全く構わない犬もいますが、それは言わば飼い主の責任です。
先日、職場からの帰途に出くわした光景ですが、歩道で大きい方をしてしまった犬がいて、飼い主がカバンからティッシュを出していました。僕はてっきり飼い主がそのティッシュで車道に、ポイッと転がすのだろうと思っていたら、なんと上に被せただけで行ってしまったのです!この様な事をされると、知らずに踏ん付けてしまう事もあり、とても危険です。被せるだけなんだったら、そのままの方がまだマシかと思うのですが…。ただでさえ犬の多い国ですからね、いずれにしてもちゃんと犬に覚えこませて欲しいものです。
フランスと言うと何となく「おしゃれ」と言うイメージがありますが、この問題に関しては「道を歩けば犬の糞に当たる」と言いたくなる位、見事にやりたい放題の「お犬様天国」なのです。
飼い主がちゃんと処理をする日本が懐かしくなってしまいました…。

オランダ版 フランス版

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