リヨン、ローエングリン

Lohengrin - Lyonリヨン・オペラ座の新シーズン開幕第1作は、バーデン・ バーデン祝祭劇場とミラノ・スカラ座との共同プロによるワーグナーの「ローエングリン」 で、先週の土曜日に初日が開けました。
それに先立つ10日(火)のリハーサルは、本来なら歌う必要がなかったのにも拘らず、「テレビの取材があるから、第2幕は本気で歌うように!」と言う上からのお達しがありました。大体においてこの手の取材は著作権の発生しない3分未満である事が通例なんですけど、「どの部分が使われるか分からないから全部歌え」という事だったんです。
そして、その放映が13日(金)にあったのですが、そんな事はすっかり忘れてしまっていたので、先ほど局のサイトへ行ってストリーミングを見てみました。でも案の定、歌っている部分は幕切れでエルザとローエングリンがカテドラルへ入って行くシーン(写真)で、2分25秒のルポルタージュの内のほんの数秒でした。無駄な声を使わせおって、まったくぅ!!
今夜は2回目の本番ですが、帰りは夜中の1時近くなので、これからちょっと昼寝でもしようかな~(^^)

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