夕方、冷蔵庫を見たら挽肉が買ってあったので、今夜のメニューはてっきりハンバーグだと思っていたのに、それらしき匂いは台所から漂ってこないし、ジュージュー焼ける音もしませんでした。
と言うわけで「ご飯出来たよ~!」と呼ばれていざ食卓について、現物を目の当たりにしても何なのかイマイチ分かりませんでした。食べ始めてからも、何となく知っている味なんだけどこれが何なのか正体が分からないので、「これ、何?」と妻に訊いてしまいました(笑)。そしたら、「これ?ジャガバーグ!」と答えるので、「はぁ~?」と益々混乱。しかし、こうしている間にも娘は、「オイシイね~!」と食べ続けていました。
事の真相は、コロッケを作ろうと思ってタネを作ったまではいいのだけれど、いざ衣をつけるという段階になった時に、パン粉が全然足りないことに気が付いたのだそうです。慌ててこのタネをどうしようかと、料理本をとっかえひっかえ捲っていたら、このままハンバーグのように焼いてしまうレシピが目に飛び込んできたんだって(ウソみたい!)。
要するに、僕がどこかで食べたことがある味だと思ったのはコロッケだったんですね。そりゃ、コロッケが好きな娘は喜ぶわけです(笑)。しかし、何故ハンバーグへの道を選ばずコロッケ街道に進んでしまったんだろう、あの挽肉は!?
因みに、ケチャップで食べるよりしょうゆ味の方がベターでした(笑)。