ジーンズ、はく?

先週の土曜日は急遽コンサートの本番が入り、リヨンから南東へ車で45分程の町へ行って参りました。リヨンのサンテグジュペリ空港のすぐ近くの町だったのでジェット・エンジン音が気になるかも知れないと思ったんですけど、屋内では殆ど聞こえませんでした。コンサートが催された会場は、外観は結構古かったんですけど内側は最近改装が終了したと思しき教会。まさか完全防音だったとか…?
また、週末に仕上げようと思っていた曲のアレンジの仕事は、昨日一日で仕上げなければならず、折角の週末はあっと言う間に終わってしまいました(;_:

閑話休題。今日から「スペードの女王」のリハーサルが始まりましたが、朝、着替える為に用意しておいたジーンズが、気が付いた時にはマーシャに先にはかれてしまっていて(!)、危うく遅刻しそうになっちゃいました(笑)。

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歌劇「グリエルモ・ラトクリフ」

『グリエルモ・ラトクリフ』「グリエルモ・ラトクリフ」は全4幕からなるマスカーニのオペラで、台本はハイネの悲劇「ウィリアム・ラトクリフ」が原作です。
今日、マスカーニと言えば「カヴァレリア・ルスティカーナ」がとても有名ですが、1888年当時、ローマの楽譜出版社ソンツォーニョ社の歌劇コンクールに「グリエルモ・ラトクリフ」で応募しようとしたところ、一幕物でなければならないと言うコンクールの要件を満たさなかった事から応募を断念。結果として、コンクールの為に新たに書き上げた「カヴァレリア・ルスティカーナ」で応募したところ圧倒的な支持を得て優勝、驚異的な成功を収めるに至りました。しかし、この「カヴァレリア・ルスティカーナ」の成功ゆえに他の作品が脚光を浴びる機会があまりないのも確か。それに加えて、「グリエルモ・ラトクリフ」のタイトル・ロールはドラマチック・テノールを必要とし、今日では上演が非常に困難な作品の1つなんです。因みに、「カヴァレリア・ルスティカーナ」の後、「友人フリッツ」(1891年)、「ランツァウ」(1892年)と相次いで発表後、手直しを加えて1895年2月ミラノ・スカラ座でやっと初演を迎えた「グリエルモ・ラトクリフ」でタイトル・ロールを歌ったジョヴァンニ・バッティスタ・デ・ネグリは、オテロやタンホイザーを最も得意としたテノールでした。

このCDは1963年7月ローマでのライヴ録音です。元々はイタリアのレーベルFonit Cetraから発売された3枚組みのLPだったようですが、その後、数度に亘って複数レーベルによりCD化されています。写真のCDは2003年に発売されたリブレット無しの廉価版。でも、リブレットはネットでも入手可能なので特に問題はないですけどね。
そして、実はここからが本題!タイトル・ロールを歌っているのは僕のイタリア時代の師でもある、ピエール・ミランダ・フェッラーロです。
師はオテロ、ラダメス(アイーダ)、アルヴァーロ(運命の力)、エンツォ(ジョコンダ)、マンリーコ(トロヴァトーレ)、サンソン等を得意とし、特にオテロは300回以上歌ったと言う正真正銘のドラマチック・テノールなんですよ。ある時、その師に不躾にも「一番難しかった役は何ですか?」と質問した時に返ってきた答えが、この「グリエルモ・ラトクリフ」でした。この役は劇的表現を要求される事は言うまでもなく、これでもかと言うほど高音が出てくるし、野太い低音も必要な本当に大変な役なんですよ。でも、師の歌は素晴らしい。スケールが違います。第2幕終盤の10分にも及ぶアリアはカッコ良過ぎて思わず涙が出てしまいました。今は亡き師の歌声をいつまでも聴ける事に感謝してやみません。

序ですが、ロバート・デ・ニーロ主演、マーティン・スコルセーゼ監督の「レイジング・ブル」(1980年)の中で、第3幕の間奏曲が使われています。

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本日、ポカポカにつき…

今日は、日中最高気温が14℃位まで上がる程の良い天気でした。予報ではこのまま暫く好天が続く模様で、いよいよリヨンも春到来かと言うところです。
午後、オペラ座へ行く前にパビオンを簡易テラスに設置したら、間髪入れずマーシャがやって来てドカッと潰してしまいました!真夏と違ってこの時期は、まだテラスにベタッと寝そべるほどではないと言うのをマーシャも心得てるんでしょうかね。パビオンの使用法は明らかに間違ってるんだけど、傍目にもこの方がより暖かそうに見えるし、何より表情がタマリマセン(笑)。

本日、ポカポカにつき...

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ホワイトデー、でも…

ホワイトデーのチョコ今日、日本はホワイトデーでしたね。今年の2月14日は娘からバレンタインデーのプレゼントをもらったんですけど、それが何だと言う物ではなくて、どっかからもらってきた粗品のボールペンにハート型のデコレーションをした物だったんです。「パパ、うれしい?」と娘に訊かれても、「う、うん…」と微妙な返事をしただけでした。ボールペンは何本あっても困るものじゃないですけど、だからって…ねぇ(^^;
巷ではホワイトデーは3倍返し!などと囁かれていますが、今年の場合だったら左の写真ぐらいのチョコでも十分3倍以上あるのではないかと思います(笑)。ま、娘はホワイトデーなんて何の事だか知らないし、突然チョコをもらってご機嫌だったので、良しとしましょう(^^)V

逆チョコDayって?ところで、この2月は久し振りに日本に帰ったので摩訶不思議なものを目にしました。
一体「逆チョコDay」って何です?いつからそんな風習が…??
随分前のエントリーにも書きましたけど、バレンタインデーは「男女の区別なく愛の告白を許される日」なのに、ホワイトデーはもはや仕方ないとしても、これじゃあバレンタインデーの立場がないじゃないですか~???

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振り付けの稽古

バレエ・スタジオからの眺めリヨンのオペラ座で4月29日~5月21日に「フェスティヴァル・プーシキン」と題して、チャイコフスキーの3つのオペラ「マゼッパ」、「エフゲニー・オネーギン」、「スペードの女王」が上演されます。
今週から「エフゲニー・オネーギン」のリハーサルが本格的に始まリ、初日の月曜は音楽稽古に始まり、翌火曜から幕・場毎に立ち稽古とダンスの稽古が入れ替わり立ち代りで行われ連日大忙しです。
今日の午後は、第3幕・第1場のグレーミン公爵邸の大舞踏会の場面の振り付けの稽古だったので、地下5階にある立ち稽古を行っているリハーサル室から、バレエ・スタジオがある地上11階まで一挙に上昇!
昨日は冬に逆戻りした様な天気(写真)で、夜、明日(13日)のコンサートの為に伴奏合わせに行ったリヨン近郊の某所では、合わせが終わって外に出たら雪が1センチほど積もっていました。今朝だってまだ気温はマイナス2℃と結構寒かったのに、午後には天気が良くなって、陽の光が容赦なく降り注ぐバレエ・スタジオは眩しくてタマリマセンでした。オペラ座にいる時は、その殆どを地下で過ごしているので(前述のリハーサル室の他、楽屋は地下3階、コーラスのリハーサル室は地下4階)、知らず知らずのうちに太陽光が苦手になっちゃってるのかな…(^^;

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