夜間外出禁止

先日のテレビインタビューより
先日、水曜夜のテレビインタビューの際、マクロン大統領よりパリを含むイル・ド・フランス地域圏と、グルノーブル、リル、リヨン、エクス=マルセイユ、モンペリエ、ルアン、サン=テティエンヌ、トゥールーズの8地方都市圏に対し、17日から夜間外出禁止令を実施する旨の発表がありました。
また、翌15日にはカステックス首相より今回の措置についてその詳細が発表されました。
具体的には夜9時から翌6時までの時間帯は、特殊な事情を除いて外出禁止となり、少なくとも4週間、可能な場合は12月1日までの6週間に亘って実施されということ。
これにより対象地域の劇場、レストラン、バー等は21時閉店が義務付けられることになり、 当然、リヨン・オペラ座もその対象となります。場合によって公演開始時間の変更が必至ですが、早速、現在公演中のラヴェルの歌劇「スペインの時」に関しては、明日17日(土)の公演開始時間20時を19時に変更したみたいです。

外出禁止令は今夜零時から実施されますが、折しも明日からフランスは万霊節の休暇に入るということもあり、今朝の段階で国鉄リヨン・パールデュー駅は、既にたくさんの荷物を持った多くの人でごった返していました。
外出禁止令が実施される前に、(自分にとって)少しでも安全な場所へ移動しようということなんでしょうけどね。いずにせよ、特効薬やワクチンもない状況ですから本当に厄介です。

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